夫婦で借金640万円あったが、自己破産で帳消しにした事例
自己破産で借金を解決した事例をご紹介します。
Kさん(30代、男性)
<相談前の状況>
性別 | 男性 | 年齢 | 30代 |
仕事 | 借金額 | 640万円 |
Kさんは、夫婦で揃って相談に来られました。
9年くらい前から借り入れを始めたそうです。
その時には、引っ越しの時に一時的にお金がない状況になり、お金を借りたそうです。
その後、お子さんが3人いたことや、奥さんに重い病気が見つかり仕事が出来なくなったことから、借入が増えていったようです。
その後も、生活費を補填するために、クレジットカードで買い物をしたりしていたそうです。
相談に来た時の借入れ総額は、ご主人が10社で540万円、奥様が2社で100万円でした。
<ポイント>
相談をして、負債の総額が大きいことがわかりました。
ご主人も所得は決して低くはないのですが、未成年のお子さんが3人いること、奥様の病状が重たいため奥様が仕事をできないこと、自宅を所有しているわけではないこと、などを総合的に考えて、夫婦そろって破産手続きをした方が良いと判断しました。
<相談後の状況>
Kさんは特にギャンブルや浪費をしたわけではなかったため、管財事件になることはなく、同時廃止事件になりました。
また、奥様の手続きについても、負債総額が100万円程度であったため、裁判所から「返済可能」と判断されないかどうか心配しましたが、書面で病状を詳しく伝えたことが功を奏して、無事に免責を得ることができました。
夫婦とも、借金の事で長年悩んでいたようでしたので、無事に免責をもらうことが出来て、本当に良かったです。