借入金額が20~30万円程度でも過払い金が約10万円発生していた事例
過払い金返還請求の解決事例をご紹介します。
Hさん(30代、女性)
<相談前の状況>
性別 | 女性 | 年齢 | 30代 |
仕事 | 主婦 | 返還額 | 9.7万円 |
Hさんは平成12年(2000年)頃から借り入れを始めました。
借り入れた当初は独身で、クレジット会社(1社のみ)のカードを使っていました。
クレジットカードとして買い物で使うこともありましたし、生活費が苦しい時にはキャッシングをしてお金を借りていたこともあったそうです。
現在は結婚もしており、クレジットカードの使用はしていません。
色々な場所で「過払い金」という言葉を聞くようになり、「自分も多く払い過ぎているかもしれない」と考えて相談に来たそうです。
<相談後の状況>
取引履歴の開示請求をしたところ、平成19年(2007年)頃までは、やはり高い金利(年27.0%)を払っていました。それ以降は、法定利率以下の利率に契約が変更されていました。
法定金利で引き直しの計算をしたところ、約97,000円の過払い金が発生していました。
借り入れていた金額が「20万円~30万円」と、それほど多くはなかったため、過払い金は多くは発生しませんでした。それでも金利を多く払っていたことに違いはありません。
クレジット会社と任意交渉を行い、過払い金を回収しました。